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健康運動指導士つじのかずみのHappy Life

心と身体の健康作りをサポート・ヨガ・気功・呼吸法・リラクゼーション・トレーニング・楽しくセルフメンテナンス。

2018年05月 | ARCHIVE-SELECT | 2018年07月

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ウィメンズヘルスアクション「現代女性の健康にかかわる諸問題 院内集会」@衆議院第一議員会館

ウィメンズヘルスアクション実行委員会主催

「現代女性の健康にかかわる諸問題 院内集会」

@衆議院第一議員会館



女性医療ネットワークよりお声かけいただき、多分野の方々が集まる滅多とない機会と勉強のため参加してまいりました。

ウィメンズヘルスアクションとは?

国民一人ひとりと、国や自治体、医療・教育の現場、さらには職場、家庭、地域など全てが一丸となって、現代日本における女性の健康推進の必要性とその課題について考えるための活動です。
女性の健康リスク低減のために必要な課題全般について取り組まれています。

国民一人ひとりが自分のこととして、自分の心も含めた体のこと、健康のことを考え行動する。
当たり前におこなっているようですが、できていないことはたくさんあります。
自分自身の体なのに、溢れる情報に惑わされたり、調子が悪いと病院でだされた薬をただ飲むだけになっていたり。
どこか他人任せな感じです。

私の関わる教育の現場(女子大学生)や一般女性(主に中高年女性~シニア)に向けて、
私自身、なにかもっとできることがあるのではと,もどかしさも含め感じることが多々あります。

学習により正しい知識を得、意識を改革、そして、小さくてもいいからアクションとなる一歩。
そのお手伝いになることをお伝えしたいと活動していますが、
直接関わる人たちの数は限られています。

行政や企業が、そして国全体が一丸となって動けば、きっと大きく変わると思います。

女性が自分の体のことを学ぶのは当たり前。
この当たり前のことができていないと思います。
教育の現場では受験のための知識がまだまだ大切なことで、
女性の体や健康を学ぶ時間はほとんどないのではないでしょうか?

今、体育の実技の授業を担当しているので、授業の初めの5分くらい、少しずつそんな話をしています。
が、学生さんたちは、ちょっとぽかんとした表情。
はやければ4~5年後には、働きながら結婚したり、子どもを産んだりしている現実が目の前にある。

女性の体のこと、自分の体のことを知って、人生を考えるのは、とても大切なことです。

そしてこれは本人だけの問題でなく、職場や家庭、女性が関わる場、全てに関係します。

女性が楽しく輝き、活躍することを望む、企業、自治体、国も含めて、
「女性活躍の土台となるのは健康!」
そう願い、そのための活動を推進する多方面の方々が集まる勉強会、
何か得られるような気がして、参加した今回の勉強会です。

司会は高階恵美子参議院議員と女性医療ネットワークの対馬ルリ子先生
開会挨拶には吉村泰典慶応義塾大学名誉教授


ウィメンズヘルスアクション宣言をしている自治体から神奈川、鳥取、三重、宮城の担当の方が取り組みの報告
企業ではコニカミノルタ、ANA、ドコモヘルスケア、JALからご報告
そして講演として
経済産業省からは「働く女性の健康調査」
厚生労働省健康局 女性の健康

日本看護協会からは「看護師の実態」
看護職の多くが職場での暴力やハラスメントにさらされている実態(50%以上が過去一年間に経験有)
国立成育医療研究センター 母性内科医長 荒田先生 プレコンセプションケア問題
プレコンセプションケア・・・
女性政策の必要性 種部恭子先生
女性のライフサイクルと健康問題について思春期から成熟期の健康課題が更年期以降または次世代に影響を与えることから、母子保健とガン対策だけの政策では足りないこと。
内閣府からは男女共同参画推進に関する法律と、女性議員比率を諸外国を比較しその格差(日本は158位、10.1%)と、女性参画拡大に向けた情報提供などについて
それに絡めて、総務省からは高校生向け副教材や住民参加など「主権者教育に関する取り組み」についての報告

そして賛同、推進されている国会議員の
橋本聖子議員、石井苗子議員、今井絵理子議員、薬師寺道代議員、山本香苗議員、男性議員などなど

この日臨時閣議のため、この活動を先頭で引っ張っている野田聖子総務大臣ほか、予定されていた議員の方は残念ながらご欠席となりました。

関連委員会の国会議員の方、各省庁のご担当の方、健康経営を進める企業の方、などなど、行政、医療、産業、教育、、、大変刺激的でとても勉強になる濃密な2時間でした。


様々なところで、活動されている皆さんのお話は勇気とパワーをもらった気がします。
この動きの中で,わたしにも何かできることがあるようで、ワクワクしてきました。

私もフロアからの意見で発言させていただく機会を得て、日頃の想いをお伝えさせていただきました。




小さな力でも、上手く連携、そして、大きなアクション❣️に繋がっていきますように!

対馬ルリ子先生と。



高階議員も気さくにカメラに。
最後はこのご縁をつないでくださった女性医療ネットワークの皆様とHappySmileで。

| 女性医療 | 23:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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腰痛予防と対策

介護現場における
     腰痛予防と対策
ー腰痛で悩んでいる介護現場で働く皆様へー


介護労働安定センター奈良支所からいただいたご依頼は
介護施設や病院など介護現場で働く皆さんへ向けた
腰痛の予防と改善のための対策です。


当日は52名ものご参加があり、会場は満員でした。
介護の現場での腰痛対策の必要性が、この様子だけでも伝わってきましたが、
講座が始まってすぐ、現在腰痛で悩んでいるという方に手をあげていただくと
8割以上の方が、なにかしらの腰痛ともっているとのこと。
年齢は20代くらいの方も多く含まれており、切実な問題であることを実感しました。



「腰痛」とひとことで言っても、様々な疾患(原因のわからないものも含め)があります。

まずは様々な腰痛の種類やその原因や治療法などを紹介しながら、
自分の状態への認識を深めていただきました。
そして、簡単な動作を、自分の身体へフィードバックさせながら取り組んでいただきました。

若い方にも、最近は脊柱管狭窄の方も増えてきたいるようです。
ヘルニアでもう10年以上、困っているという方も特別ではありません。
正しい診断を受けて,自分の状態を把握したうえで、
自分のあった運動であれば、ほとんどの方に、何かしらの運動療法が適応できるのではないかと考えています.

いわゆる腰痛症(特定の原因はないとされる)の方へは、
積極的な運動療法
(ここでいう積極的は,強い強度や,回数の多さではありません)
をお勧めしています。

特に、これまで「痛むので休む」(安静)を繰り返してきた方にとっては
恐怖心も大きいと思われるので、説明は運動の概念を再構築していただくきっかけづくりから。
それはずばり「姿勢」
姿勢のコントロールを骨盤からおこないました。
簡単なようでいて、結構難しいという感想。
難しいと感じていただけたことが、
新しい姿勢を獲得する第一歩を感じています。

姿勢コントロールは 「運動」



そこには呼吸法によるトレーニングは安全で基本的なものとして取り上げました。
また骨盤底筋からの意識も重要です。(これは男性も)

そして、もちろん全てのことに当てはまると私は考えていますが,
これだけで解決!はありません。

あったとしても、大変な時間を要するでしょう。
より早く、問題解決するための
生活のヒントも合わせてご紹介しました。
栄養、睡眠、日常動作、ストレスマネジメント、などなど。
ワンポイント、指ヨガもご紹介しました。


そして個人ではなく事業所単位で取り組んでいただくことが 重要です。
繰り返す腰痛は、離職に繋がります。職場環境を整えることも重要なキーポイントとなります。



〈アンケートから>
内容について
大変満足 23名
やや満足 19
普通     9
やや不満  1 (スペースがせまく実技があまりできなかったため)
不満     0
※スペースについては私もすごく残念でした。次年度から会場を検討してくださるそうです。

用意した資料も
大変わかりやすい 26名
わかりやすい    24
あまりわからない  2 (うち1名 写真がわかりにくい)←もっと工夫します!
わからない      0
※できるだけ写真を多用して持ち帰り出来るように工夫しました。

ご参加くださった多くの方に,ご満足いただけたようで良かったです。

腰痛問題は、一般的になりすぎて、仕方がないと諦めていませんか?
小さな一工夫が、人生を変え、環境を変えてくれます。

腰痛予防や改善、事業所の対策など、個別に出張形式でもセミナーを承っております。
お困りごとがございましたら、どうぞ一度ご相談くださいませ。

ご相談はお問合せ欄からお気軽に!こちら

Happy Body & Happy Smile ♪

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