【学会発表】日本体育学会2018@徳島大学
2018年8月24.25日
第69回 日本体育学会に参加してきました。会場は徳島大学常三島キャンパスです。

私は「介護福祉・健康づくり」という専門領域に所属し、今回は口頭発表をさせていただきました。
まだ新しい専門領域ですが、これから、そして今まさに、日本が必要としている研究所分野です。
中高齢者の運動機能や認知機能、トレーニングといったところが多くて発表されていました。
私は骨盤底筋の問題は、人生100年時代には、QOLの維持向上のために、切り離しては考えられない問題であると思っています。
演題は
「骨盤周辺筋群の協働収縮からみる有効な骨盤底筋トレーニング方法の検討」
です。
今回の研究では、被験者の群分けをおこない、骨盤底筋の収縮力の違いから、考察をおこないました。
あともう少し、被験者数を増やすことでおそらく結果が出るだろう!というところまでこぎつけたのですが、統計的にはなかなか厳しい経過をたどり、発表までは苦しい時間でした。(終わってみれば清々しい)
しかし、発表後いただいたご質問や、終了後のフロアでの情報交換では、研究の価値を認めていただき、とても参考になるご意見を多数いただくことができました。
小林寛道先生や田中喜代次先生をはじめ、この領域の重鎮ともいえる先生方からも直接ご指導いただける貴重な場です。
また、研究室メンバーによると
フロアのみなさんがとても熱心に聞いてくださっていたこと、課題説明など、実演に近い形で発表していると、合わせてご自身でもHA~HUーしてくださっていた方が多数いらっしゃたとのことで、非常にありがたかったです。
文字で読んでも、なかなか複雑な言葉や表現が多いのですが、それを、どれだけわかりやすく発表するかも、私の今回の課題だったので、この点は大きな進歩というか、収穫でした。
研究は、実践場面での活用をすることを目指し、今回は骨盤底筋の収縮にリズムをつけて検討しています。
追実験と検証で、次は、実践場面での楽しさをアップさせ、継続性が高まる!!!というところまで言えそうなので、引き続き地道に頑張りたいと思います。
いつもながら、ほんとに一歩ずつですが、、。
できれば一気にガーッとやりたいところです。笑
会場がかなり暗くて、写真はわかりにくいのですが、参考まで。


【抄録】
骨盤周辺筋群の協働収縮からみる有効な骨盤底筋トレーニング方法の検討
女性の骨盤底筋脆弱に伴う尿失禁等は、QOLを大きく低下させる。この予防や改善には骨盤底筋トレーニング(PFMT)が用いられるが、トレーニング時の成果は、内省に頼る部分が多い。そこで、近年報告されている骨盤底筋と骨盤周辺筋群との協働収縮を成果の手がかりとして用い、PFMTを促進する間接的トレーニング方法の開発は有効であると考える。
本研究では、健常中高年女性22名(50.6±2.5歳)を対象に、簡易な呼吸法を用いた腹部操作から、骨盤底筋と骨盤周辺筋の協働収縮を誘導するPFMT課題を、時間(1、3秒)とリズム反復(1、3回)の組み合わせで実施し、骨盤底筋と腹横筋、腹直筋の筋活動量を表面筋電図から求めた。
結果、骨盤周辺筋群を動員した最大随意収縮(MVC)に対する骨盤底筋単独の最大収縮(P-MVC)比が顕著に高い群では、低い群よりも骨盤底筋と腹横筋の筋活動量が有意に高く、協働関係がみられた。さらにこのMVCに対するP-MVC比の違いは、PFMT課題の難易度によって骨盤底筋と腹横筋、腹直筋の振る舞いが多様に変化したことから、簡単で有効なPFMT促進方略の検討を報告する。

学会が終わって、、
大塚国際美術館と鳴門の渦潮
思いっきり楽しんできました(≧∀≦)
こちらの報告は
アメブロのほうで(o^^o)
アメブロはこちら
楽しい写真がいっぱい撮れました♪
充実HAPPY❣️
第69回 日本体育学会に参加してきました。会場は徳島大学常三島キャンパスです。

私は「介護福祉・健康づくり」という専門領域に所属し、今回は口頭発表をさせていただきました。
まだ新しい専門領域ですが、これから、そして今まさに、日本が必要としている研究所分野です。
中高齢者の運動機能や認知機能、トレーニングといったところが多くて発表されていました。
私は骨盤底筋の問題は、人生100年時代には、QOLの維持向上のために、切り離しては考えられない問題であると思っています。
演題は
「骨盤周辺筋群の協働収縮からみる有効な骨盤底筋トレーニング方法の検討」
です。
今回の研究では、被験者の群分けをおこない、骨盤底筋の収縮力の違いから、考察をおこないました。
あともう少し、被験者数を増やすことでおそらく結果が出るだろう!というところまでこぎつけたのですが、統計的にはなかなか厳しい経過をたどり、発表までは苦しい時間でした。(終わってみれば清々しい)
しかし、発表後いただいたご質問や、終了後のフロアでの情報交換では、研究の価値を認めていただき、とても参考になるご意見を多数いただくことができました。
小林寛道先生や田中喜代次先生をはじめ、この領域の重鎮ともいえる先生方からも直接ご指導いただける貴重な場です。
また、研究室メンバーによると
フロアのみなさんがとても熱心に聞いてくださっていたこと、課題説明など、実演に近い形で発表していると、合わせてご自身でもHA~HUーしてくださっていた方が多数いらっしゃたとのことで、非常にありがたかったです。
文字で読んでも、なかなか複雑な言葉や表現が多いのですが、それを、どれだけわかりやすく発表するかも、私の今回の課題だったので、この点は大きな進歩というか、収穫でした。
研究は、実践場面での活用をすることを目指し、今回は骨盤底筋の収縮にリズムをつけて検討しています。
追実験と検証で、次は、実践場面での楽しさをアップさせ、継続性が高まる!!!というところまで言えそうなので、引き続き地道に頑張りたいと思います。
いつもながら、ほんとに一歩ずつですが、、。
できれば一気にガーッとやりたいところです。笑
会場がかなり暗くて、写真はわかりにくいのですが、参考まで。


【抄録】
骨盤周辺筋群の協働収縮からみる有効な骨盤底筋トレーニング方法の検討
女性の骨盤底筋脆弱に伴う尿失禁等は、QOLを大きく低下させる。この予防や改善には骨盤底筋トレーニング(PFMT)が用いられるが、トレーニング時の成果は、内省に頼る部分が多い。そこで、近年報告されている骨盤底筋と骨盤周辺筋群との協働収縮を成果の手がかりとして用い、PFMTを促進する間接的トレーニング方法の開発は有効であると考える。
本研究では、健常中高年女性22名(50.6±2.5歳)を対象に、簡易な呼吸法を用いた腹部操作から、骨盤底筋と骨盤周辺筋の協働収縮を誘導するPFMT課題を、時間(1、3秒)とリズム反復(1、3回)の組み合わせで実施し、骨盤底筋と腹横筋、腹直筋の筋活動量を表面筋電図から求めた。
結果、骨盤周辺筋群を動員した最大随意収縮(MVC)に対する骨盤底筋単独の最大収縮(P-MVC)比が顕著に高い群では、低い群よりも骨盤底筋と腹横筋の筋活動量が有意に高く、協働関係がみられた。さらにこのMVCに対するP-MVC比の違いは、PFMT課題の難易度によって骨盤底筋と腹横筋、腹直筋の振る舞いが多様に変化したことから、簡単で有効なPFMT促進方略の検討を報告する。

学会が終わって、、
大塚国際美術館と鳴門の渦潮
思いっきり楽しんできました(≧∀≦)
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